伊根の通過チェックのあとはアップダウンの連続する海岸沿いを走ります。
体調は優れず、体は涼しいのに顔からはしょっぱい汗がめちゃ出てきて、ペースを上げると頭痛です。一昨年の24耐と同じ症状のようなんで、とりあえずペースを落として走ることで症状は和らぎます。良いペースのランドナーに追い着いてので一緒に走りました。
お話をしてみると、この方は東京から参加だそうで、丹後半島が素晴らしい!と言われてましたね。
私は、仕事で行動するエリアから実家周辺、そして嫁の実家周辺だったので、何も感じなかったのですが、一般的には凄いコースなんですね。
嵐山に嵯峨野。舞鶴の赤レンガ倉庫に自衛艦。天橋立と伊根の舟屋。丹後半島の絶景。そして桜が満開と観光ブルベとしては最高のブルベですね。このあとは城崎温泉で入浴というのも可能です。
夕陽を取りたかったのですがこの先内陸に入ってしまい
再び海岸沿いに出たときには・・・
久しぶりに現れた網野のコンビニ(19:23,210km)で補給とヘルメットにライトを装着。
日も暮れて気温が下がってくると、先の症状もマシになり徐々にペースが上がります。それまではお世話になっていたランドナーの方を今度は引く形で城崎のPC2(21:00,240km)に到着しました。ランドナーの方は観光を満喫するために温泉へ行かれましたのでここまで。
次のPCは福知山ですが、200mの標高差を13kmかけて延々上るという辛いルートです。とりあえず下りが一切無くペダルを回し続けないといけない上に眠気が襲います。自販機で缶コーヒーを買って飲みながら手を大きく振りながら歩いてみたり、ストレッチしたりとかなり怪しい行動で気分転換。バス停で仮眠しようとしている参加者もいましたね。
福知山のPC3(0:25,302km)に到着して、補給。次の通過チェックまでは33kmだが、ザックの中には食べていないパンやおにぎりがあるのでノンストップで走ることを決めて出発。
この区間が一番楽しかったですね。走りなれたコースでもあるのでキューシートも見ることなくペダルを回すだけ。
しかし、このあとはまたまた絶不調。体幹でペダルを回せなくなり、騙し騙しで進みます。ここからゴールまでは車や自転車で走りなれているのですが、指定されてルートをたどらないといけないのがブルベ。そしてこの区間はあまり使わない道がルートだったりなんでキューシートとGPSを頼りに走ります。
亀岡市のPC4(4:13,370km)で前の組でスタートのM田おばあちゃんとM黒警部に追いつきました。
TKPさんは少し前に出て行ったとのこと。頑張れば追いつくかと思いましたが、主催者がややこしいという亀岡のルートなんで、M田さんたちを案内。(私は仕事でよく走るのでキューシート必要無し)
国道9号に出たとこで別れ、桂坂のロータリーで証明写真を撮影してあと少しと頑張る。
ゴールのコンビニで買い物をして、最終チェック地点のファミレスへ到着してチェックを受けて400kmのブルベは終了。
TKPさんは既にチェックを済ませておいしく朝食でした。
走行距離 404km+15km
公式タイム 22時間32分
実走行時間 22時間30分
休憩時間 2時間48分
平均時速 18km/h
補給関係
スタート前 200kcal(少なすぎです)
走行中 5,000kcal
摂取水分 6.5リットル
平均心拍数は135
最大心拍数は187
予定は平均時速19km/hだったのですが、舞鶴までの峠で失敗したため平凡なタイムですね。
しかし、今回は地理感があるエリアばかりだったので気分的には楽なブルベでした。知らない土地を走るブルベも楽しいですが、地元でのブルベも良いですね。次回もこのコースがあれば是非参加したいです。
さあ、次は5月末に600kmです。
Unknown
400kmでも大変そうですが、次は600kmですか。それにしてもきれいな夕焼けですね。
Unknown
tasanoさん
ブルべは200,300,400,600,1000とあるんですが、1000は別として仮眠無しで走れてしまう400kmが一番きついと思います。
しかし、次の600kmは静岡から乗鞍方面なんで累積標高がいくらになるのか不安です。
Unknown
色々とアドバイスありがとうございました。おかげさまで完走することができましたm(__)m
感想ですが
長距離サイクリングもここまでくるとアドベンチャーでした。どんなことがあってもセルフディスカバリーで帰って来なければならないし、夜間走行もかなりの難易度だと思います。でもそれを完走したときの達成感はより強く感じることができました。sugoiさんがハマるのも解る様な気がします。
また、気が向いたら参加させていただきます(^^)
Unknown
TKPさん
エンデューロだと、途中休憩しても終了するし、体調悪かったらリタイヤも容易。しかしブルべにはそれが無い分、自己管理をしないといけないし、そのための準備なんかも速さや快適さに影響してくるんですよね。
10時間までは勢いで走れますが、それ以上になると準備した内容で結果が決まってきます。
気が向いたらと言わず、600kmまで参加してください。