A&F 24時間耐久MTBCUP in サイクルスポーツセンター2016 参戦してきました!!

こんにちは、店長です。

先週末は3連休を頂き、MTB耐久系草レースの最高峰、「A&F 24時間耐久MTBCUP in サイクルスポーツセンター2016 」に参戦してきました。

クロスカントリーレースなどの短距離系が苦手なワタシでも、耐久系なら根性で何とかなるかも。という無謀な考えのもと、同じく初参加の井須選手とともにソロで参戦することに。
右も左もわからない24時間耐久ですが、京都には昨年のソロ部門1位、2位のTKPさん、Sugoiさんが居ます。
2人にアドバイスを頂きながら準備を進めてきました。

普段からトレーニングというものを全くしない私ですが、少しでもしっかり走れるように、せめて装備だけは万全で望みたいと思い、ライトやらピット装備を揃えていきました。
準備の段階からレースは始まっています。

機材
・バイク CANNONDALE F-Si CARBON TEAM
・メインホイール ENVE RIM & DT SWISS HUB
・タイヤ SCHWALBE RACING RALPH 29X2.1 TUBELESS (1.6Bar)
・予備ホイール STAN’S ARCH EX RIM FORMURA HUB
・予備ホイール用タイヤ CONTINENTAL MOUNTAIN KING & X-KING 29X2.2
・チェーンリング 28T Single
・カセット10-42T 11S
・チェーンオイル WAKO’S CHAIN LUB Liquid EXTREME

補給食
・メイタン 2RUN
・メイタン サイクルチャージ
・メイタン 電解質パウダー
・JUCOLA クエン酸パワー
・ウイダー inゼリー
・明治 即効元気ゼリー
・普通食(白米、カップ麺等)

そこまでコース難易度は高くないという前情報をもとにタイヤは前後とも軽量性が売りのRACING RALPHで。
予備ホイールには安心感のあるMOUNTAIN KING & X-KINGという鉄板の組み合わせです。


今回新しく導入したものの中で一番楽しみなのは、新入荷したばかりでいきなり使用するチェーンオイル、WAKO’S CHAIN LUB Liquid EXTREMEです。
耐久レースや泥に強いということで、期待を込めてしっかり時間をかけて施工しました。

準備が整ったところで、いよいよレース本番です。

~レース当日~
レースは土曜日のお昼12時から、日曜日のお昼12時までの24時間。
私はお店の営業の都合で、当日入りになりましたが、前日より会場入りしていたsugoiさん達が、ピットエリアをしっかりと準備してくれています。

私も自身のエリアを整えた後は朝ごはん。レース前の元気なうちに時間をかけてしっかりと食べます。

受付、着替えを済ませ、1周だけ試走。登りは舗装路メインですが、下りでは超マッド区間もあり、気を抜けないコースレイアウトになっています。
昨年ソロ優勝のTKPさんの記録が96周でしたが、今年はやや長めのコース設定ということで、目標を50周に設定。
前半の元気なうちは、走れるだけ走る作戦で行きます。

そしてレーススタートへ。
開始15分前に召集。ソロ選手は前列に並ぶため、まるで招待選手のようです。

いよいよスタート。
最初の1週は舗装路のみのサーキットコースを走ります、が、井須選手をはじめ、全体的にペースが速すぎで、全くついていけず。
とりあえず先は長いのでマイペースで進みます。
そしていよいよ本コースへIN!

登り、下り共にマッドコンディションですが、転倒などでリズムを崩さないように慎重に走ります。


2時間を超えたあたりでしょうか。井須さんを抜かし、前へ出ます。
井須さんはどうやら大転倒があったようですが、残り22時間、何があるか分かりません。
早くもヒザに痛みが出ていますが、まだ序盤ですので大きな休憩は行わず、30分おきのエネルギー補給のみで16時まで走ります。

16時から翌朝7時まではライトが義務付けられているため、皆一斉にピットへ。
ここから長い夜が始まります。

小休憩、中休憩を挟みながら、順調に周回を重ねていきます。
気になるチェーンですが、20時頃に念のためチェーンオイルを注油するまで、ノートラブルで動いてくれました。
ワコーズ CHAIN LUB Liquid EXTREME 恐るべし。

午前0時、12時間経過時点でソロ4位とのこと、このまま頑張れば、表彰台も見えてきそうです。

しかしここで激しい眠気が、、更には雨も降り始め、とうとうやる気スイッチがOFFに。
腰痛で一足早くゴールしているsugoiさんの横で焚火に当たっていると、気づけば椅子に座ったまま眠っていました。

これはイカンと気合を入れようとするも、雨に気合を打ち消され終了。
車へ入り込み、仮眠することに。
2時間でアラームをかけたものの、目を覚ますと天井に打ち付ける雨音が、、
再び眠りにつき、気づくと外はもう明るくなっていました。
7時を過ぎ、ライト点灯時間も終わったところでようやく走行再開。
表彰台圏内からは完全に落ちてしまいましたが、まだ目標の50周が残っています。

残り5時間、ここから切り替えて良い走りをしたいと思います。
夜中に降った雨でコースはよりマッドになり、上り下りともよりきつくなっています。
オンロードの上りでは足が残っておらず、軽いギアで回すのみでしたが、オフロード区間はペースを乱さずしっかりと走れました。
泥が深くなっているため、タイヤクリアランスの少ないバイクは泥詰まりして大変そうですが、私のCANNONDALEは、タイヤクリアランス抜群のLEFTYフォークに、リアも細めのタイヤでクリアランス広めだった為、泥詰まりが気にならずに走れました。
リアディレイラーに泥や草が絡むため、時々洗車しながらはしります。

そしてついに12時。レース終了です。

途中でアキレス腱からプチっと音がしたり、両ヒザがボロボロだったりと、満身創痍になりながらも何とか走ることが出来ました。
しっかり5時間睡眠してもこれだけボロボロなのに、寝ずに走り続けられる人は一体どういう体の作りになっているのでしょうか。


続いて井須さん、sugoiさんたちがゴールイン。


最後はTKPさんが堂々ゴールイン。公式記録75周(1周計測チップ忘れの為実際は76周)ソロ4連覇。超人です。

そして表彰式。オメデトウゴザイマス!!

私も無事に目標の50周を超え、52周走ることが出来ました。

そしてこのあと、内輪で第2の表彰式が。

TKPさんによる、テナント京都プロデュース賞。
内輪メンバーの中で、TKPさんを除いて1位になった人に贈られる特別賞。
ワタシ、店長が頂きました。
TKPさん、ありがとうございます!!

初めての24時間耐久レースでしたが、大きなトラブルも無く(井須さんのフレームを除く)走り切ることが出来ました。
来年からはオリンピック会場建設のために開催されなくなるという噂も有りますが、ぜひまた参加したいと思います。(しんどすぎてレース終了直後はもう出たく無いと思っていたことは内緒です)

長文にお付き合いいただきありがとうございました。
これからまだまだトレイルシーズンです。
たくさん走りましょう。

写真はsugoiさん、CSCさんより頂きました。ありがとうございました。

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