PC3は岐阜県恵那市何ですが、本当に遠くまで来たものです。到着したのが18時3分。ずっと雨が降ったり止んだりで太陽は見え無い上に自転車の上にずっといて、食べ物をずっと口にしていると時間の感覚がおかしくなっているようで、12時間もたっているように感じませんね。
到着順は15番くらいのようです。
次のPC4までは133kmもあり、途中にコンビには無し。その上、山の中と時間帯を考えると開いているお店は無いとの事。
ここで、たっぷり食べてたっぷり買い込んで出発します。
20km程走れば、キューシート上の次のポイントまでの距離は42km。なんぼ長いねん!
途中お尻が痛くなりだし、ケアしていないことを思い出しました。雨も降っているのでトンネルの中でお尻(おまた)ふきふきして再出発。これ効くわ~!
さて、ホンマによく降る雨の中を延々と走ります。
途中山の中で一人のライダーが止まっています。「お先で~す」と通り過ぎると、「やめないんですか?」との言葉。えっ!何それ!とユーターンして「それってお誘い?」と尋ねてしまいました。なんでもさっきもの凄い雨でやる気が無くなったそうです。でもこんな山の中でやめても仕方ないし、ここから次のPCへは下り基調のはずなのでとりあえず進むことをお勧めして話をしながらしばらくは一緒に走りました。彼はその後どうしたのかは知りませんが、下れば途中駅もあるので何とかしたでしょう。
ここからは60kmで500m弱下るので補給しながら結構なペースで走ります。雨が笑いたくなるくらい凄過ぎてテンションも高めで結構楽しかったですね。途中の川沿いではホタルを見るためにライトを消して停止。たくさんのホタルは見られましたが本当に真っ暗でした。
異変が起こったのは、天竜川沿いへ出た320km付近からでした。走りながら補給していたのですが、だんだん気持ち悪くなり食べられなくなりました。休憩することも考えましたが雨で濡れた状態で止まることへの不安もあり、とりあえず考えながら次のPC4を目指すことにしました。
食べることはできませんが、脚はあるので体温が下がらないように20km/h前後のペースで走ります。
やっとPC4(371km,1:35着,平均速度19km/h)に到着しました。
さて、走りながら悩んだ結果は『リタイヤ』。この先230kmを今の胃の状態で走りきる自信がありませんし、ここからだと自走で帰ることができます。
休憩しながら帰る道順を考えていると、他にもリタイヤするという人がやって来ました。それも地元の人なので連れて帰っていただけるということなので、安心して1時間ほど休憩。
ここからだと23kmだし、お喋りしながらのんびり帰ろうかと思っていたのですが、走り出すと鬼引きです。25km/hは出ているでしょうね。離されると迷子だし、脚は残っているので付いて行きます。途中Isakaさんから電話が掛かってきましたがそんなの無視無視で頑張って1時間弱で車まで戻ってきました。(後で確認すると平均時速は24.5km/h)
お礼を言って分かれて、一応Isakaさんに電話すると、私がリタイヤすることをブログで知ったようで、「リタイヤしますから迎えに来てください」という厚かましいお願いでしたが、即効却下して私は片づけをして寝ました。
7時半頃に331氏から電話。私がリタイヤしたことを参加者から聞いたようで帰りの相談でした。私もこの状態で帰る自信が無いので331氏を待つことにして、更に寝ました。
331氏が帰って来たのは18時。この時点で確か6名がゴールしており、20名程がリタイヤということでした。やっぱり厳しかったようですね。
その後、お風呂へ行って、鰻を食べて23時半にやっと家に帰ってきました。
その3に続く
Unknown
600kmと言えば、私の家から嫁の実家までの距離とほぼ一緒です。
車で高速を飛ばしても嫌になる距離です。
京都から茨城県・・・自転車で、ですか・・・
距離だけを考えても壮絶な企画ですね!
読んでいても殆ど楽しそうな部分が伝わってこないのですが、
それは、天候が良くなかったからなのでしょうか?
晴れていれば楽しい?のか?
何を求めて走っておられるのでしょうか?
償い?解脱?発電?人生への行き詰まりでも・・・?
お疲れ様です
自転車乗りは胃腸の強さも大事だということがよくわかりました。ゆっくり休んでください。
Unknown
mineさん
mineさんには理解できない楽しみがあるんですよ。それを知らないmineさんって不幸だな~
距離は回数を重ねると普通になります。現にMTBで200kmを走るのは普通になってきました。
きっとmineさんも29が普通になってもうすぐ32なんてのが出て来ないかな~って感じるに違いありません。麻痺に注意してください。
ぶらいあんさん
食は人生の要なり
食にアルコールが含まれるかは自己判断で
危険??
道路で自動車と一緒に走行してる危険は感じますか?
私もそのうち長長距離ライドをしてみたいと思いますが、わきを自動車が走行しているのを考えると、危ないかも、と躊躇します。いつか日本海側から太平洋側につっきったらさぞかし感慨深いと想像するのですが、・・。
ブルベについて
正直、一度走った距離はあんまり楽しくないように思います。走れて当たり前。なのに今回のように1ヶ月以上空けてやってみると全然あかん場合もありますし、距離を伸ばすのは毎シーズン段階的にやる必要があるしで・・・
道路でトラックなんかと仲良くやるのは、いろいろとテクニック(心構え、気遣い)が必要に思います。確率の問題で絶対とはいえませんが、相手の身になって考えて行動することができるのなら、あんまり危険を感じることはないように思います。
Unknown
乗り物maxさん
長長距離ライドをご検討ということですが、やってみると結構楽しいと思いますよ。
自動車の件は、Isakaさんが書かれている内容や私が少し前に書いた内容でかなり回避できると思いますよ。
後は目立つ装備(ウェアの色、ライト、反射材など)や走るルートを考えることは必要だと思いますよ。
海を目指されるなら、海が見えるポイントも重要かも?ちょっとした峠を頑張って上った先が海だったら気持ちよいでしょうね。
長長距離は勢いだけでは成功しませんから、準備をしっかりして楽しんでください。
Isakaさん
お疲れ様でした。
長距離になればなるほど、機材・体調・補給・ペース配分・休憩など完走に求められる要素が増えて難しくなってきますね。
今年はもう走りませんが、来年は200から走って何とかというメダルをもらうことにします。