2023年9月2-3日白馬岩岳ダウンヒルイベントレポート

2023年9月2日～3日に久しぶりの遠征イベントを開催しました。

場所は元祖MTBの聖地、長野県白馬岩岳。
最後に来たのはコロナ前の2019年、実に4年ぶりの岩岳は今回も存分に楽しませてくれました。

出発は朝の4時、菅生さんの車で楽しいドライブ。
助手席に座ることがめったにないワタシですが、ぼんやりと朝焼けの空を眺めていたら、あっという間に白馬へ到着。
現地にて先着していたお客様たちと合流して早速走り始めます。

ゴンドラに揺られること数分、涼しい風が吹く山頂に到着し、いよいよダウンヒルスタートです。

走り出しはドキドキ、最初の分岐で新品のビンディングが外れずにいきなり立ちゴケしますが、これで緊張が取れてリラックスモードに。
コースの状況を確かめながらマッタリとライドしました。

楽しいダウンヒルの合間にはランチタイム。
山頂のオシャレカレーをいただきました。
マウンテンバイカーにはちょっと少なめだったかもしれませんが優しいお味のカレーでした。

その後はお客様が3輪バギーダウンヒルに挑戦したりコーナリングの練習をしてみたり、午後もトラブルなく走り1日目は無事に終了。

その後、実はこの日のメインイベントでもあるキャンプ場へ移動します。
今回宿泊したのは「白馬アルプスオートキャンプ場」。
白馬村内でも有数の広さで、週末でも広々と利用することができました。

すぐそばにある「倉下の湯」で疲れをいやした後はディナータイム。

それぞれ美味しい晩ごはんを味わい、最後はワインを飲みながらの焚き火タイム。

涼しく楽しい白馬の夜は更けていくのでした、、、。

2日目はやや二日酔いのなかスタート。
とりあえず朝ご飯を食べ、テントを撤収。再び岩岳へ向かいます。

この日から合流したお客様も一緒に、総勢10名で走り出します。
1本目のダウンヒルが終わると頭がシェイクされてフラフラに、、しばらく倒れ込みます。

アルコールが緩やかに分解されていくのを感じながら再びダウンヒル。徐々に調子が出てきます。

この日はコースの一部を使用してCJ（クップドジャポン）のクロスカントリーレースが行われていました。国内のMTBレースの公式戦という事で、なかなかの盛り上がりでした。
トップカテゴリーの選手は登りも下りも人力とは思えないスピードで駆け抜けていきます。
そんな国内トップの選手たちでも世界に出ると完走すらままならないということで、ワールドカップの上位選手たちはどういう身体能力なんでしょうね。

そんなレースを横目にまったりライドを楽しむ我々は、コース2日目という事もあり、だいぶライン取りもスムーズになってきたように感じます。
しかし油断は禁物。ちょっと頑張りすぎるとズルっといきそうになります。
ちゃんと理性を働かせて大人の走りを見せ、最小限の被害でイベント終了となりました。

今回はロッキーマウンテンのフルサスペンションバイク、「INSTINCT」でコースを走りましたが、
流石の29インチフルサス、縦の動きに強く終始安定した性能を発揮してくれました。
普段のトレイルからダウンヒルまでマルチに使えるこの手のエンデューロバイクは、1台あればMTBライフが豊かになりますね。

とは言え、白馬岩岳は良く整備されたコースでハードテールで走っても問題ありません。
今回の参加者はフルサス7台、ハードテール3台でしたが皆で楽しく走れましたので、ゲレンデダウンヒルデビューしたいけどハードテールしか持っていないという方にもお勧めなコースです。

ゴンドラの山頂駅はマウンテンバイカーよりも一般の観光客の方が多く、家族で遊びに行くのも良いかもしれませんね。