2023年4月23日 『2023BRM422駒ヶ根400』に参加してきました。
いつも通り、高速PAで車中泊して現地へ行きます。
前回の300kmは雨でしたが、今回は雨の心配は無いです。
出走は、38人。6時半スタートは20人のようです。
6時過ぎからブリーフィングが始まり、その後スタートです。
いつも通り最後の方からスタートし、アップを兼ねてのんびり走り出します。
一人のライダーと信号の度に一緒に止まるので、話をすると中部ブルべに出ているようで、普段はMTBにも乗っているとのこと。いろいろ話してると、24時間を一緒に走った人も知っているとのことでした。
しばらくは一緒に走ったのですが、写真を撮ったりで離れました。
スタートして2時間ですが、写真を結構撮っているようです。しんどかったんかな?
この後、先ほど喋ってた彼が、川の反対側へ行くのが見えました。
写真でも撮るのかな?と見てると、対岸の道を同じ方向に進みます。
この先で合流するのは知っていたのですが、ちょうど同じタイミングで合流したので、
「コース間違ってるよ」と伝えると、「私のGPSではこっちになんですが」みたいな会話になりました。
ブルベって、厳密そこまで厳しく無く、ミスコースして戻らずに復帰できるルートがあればそれでもOK(厳密ダメなんでしょうけど)。あとは自分次第で、私は戻らず復帰してるので、私としては会話はそこで終わったんですが、彼は止まっていろいろと確認しているようです。その後後ろを気にしても姿が見えません。
もうちょっと言葉掛けたらよかったんでしょうか?
久しぶりにここを通ります。
以前は、右手に橋があったのですが、2015年に山が崩れて橋が落ちてしまい2020年に今の橋になったようです。橋が落ちた際に、建設中の新橋(この橋ではない)も損傷。死者も出たそうです。
ニュースを見た際に、「あれ!走ったことあるぞ!」と地図を確認したことを思い出しました。
途中、スタッフが待機してました。
止まって、先ほどの彼の話をしたり、世間話をしたり。しかし、止まったのは私でけだそうです。
他の参加者の写真見たら、皆さん長袖とかなのに私は、アームウォーマー降ろして、前はフルオープン。やはり熱中症を気にして走ってたようですね。
前半最高地点の治部坂峠(150km/1187m)に到着。
この調子だと、今回は熱中症の心配はなさそうです。
まだ桜が残ってました。
160kmくらいから、中央道に沿って北上するのですが、凄い向かい風です。
こういう時って、MTB不利ですね。とりあえず体を小さくして進むのですが、気持ちだけが先に行ってます。
ふと右向くと、写真のこいのぼり。思いっきり気持ちよく泳いでるじゃないですか。視覚的風速確認で心折れました。
17時過ぎだったので、日が暮れると変わるかなと、折返し地点で予定していた夕食を手前のコンビニで食べ、夜間走行の準備をしたりと日が暮れるのをのんびり待ちます。
日が暮れたので走り出すも、一向に風向き変わらず折返し地点へ。ここからは東に進むので風向きは気にしなくて済みます。
折返し地点のPC3(204km)で、12時間6分 俗にいう貯金1時間 平均速度17km/h切ってますね。
ちょっとヤバイ感してます。
ここからは、夜間なので写真無。
飯田の街を右手に見ながら北上しましたが、帰りも右手に見ながら東側の山裾を南下します。
この道は、初めて走ったと思うのですが、交通量も少なく気持ちよく走ることができました。
PC4(247km)には、20時57分に到着。貯金は2時間。平均速度は17km/hと若干上がりました。
この先は、アップダウンが続く精神的につらいコース。夜間しか走ったことないが、昼間だとまた違うのだろうか?
270km付近からは、新野峠への上りが始まります。13kmで630m上るのですが、前半が6%の上りとなり疲れた体には堪えます。
前に自転車止まってます。近づくとライダーは座り込み休んでます。話しかけると「もう疲れました」みたいな話だっと思います。
私も正直休みたいですが、止まると走り出しがキツイのと、ブルベで止まることが一番ロスという言葉を思い出し走ります。が、精神的にきつくなり脚を着いてしまい、降りるのですが、止まらず数百メートル歩いてはまた漕ぎだす。これを3回くらいやったかな。
自分でも情けないですが、ここの上りを脚着かず上ったことが一度もありません。軽いギアでクルクル回せば体力的には全く問題ないのですが、前へ進みたい気持ちとちっとも進まない現実からイライラして緊張の糸が切れて脚付きとなるようです。
途中の道の駅で補給し、その後は勾配もゆるくなり、新野峠へ到着。
ここからは、30km程下り基調なので体が冷えないよう着込んで下ります。
下り終え、淡々と走ってると眠くなります。今まで400kmは寝ずに走れたんですが、今回はダメなようで寝られる場所を探しながら進み、天竜川沿いの大輪というバス停で仮眠。グッスリ寝た気分でしたが、30分だけのようです。しかしこれでリフレッシュでき進みます。
PC5(361km)には、4時18分に到着。仮眠したけど貯金は2時間。
あとは、平坦40kmなので淡々とゴールを目指します。
ゴール前のちょっとした峠が堪えるも明るくなり出すと力が湧き、大井川を渡ったらゴールです。
ゴールは、6時54分 24時間24分でした。平均時速は16.6km/h
ゴール後に、ミスコースした彼の話を聞くと、私より40分くらい後にやって来たそうです。
スタッフからは、「菅生さん、キツク言ったんちゃいますか」みたいなこと言われながらも、今回から復活したスープ(味噌汁だったかも)をいただきほっこりします。
その後は、近くのお風呂に入り、のんびりして17時ごろに帰ってきました。
最近は思うような走りができず、貯金という時間を気にしながら走らないといけない自分が情けなくはありますが、無事完走できてよかったです。熱中症に苦しまなくて済んだことが一番うれしいことでもあります。
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