今日のYahoo!ニュースにブレーキ無し自転車の事故多発という記事がありましたね。
確かに街中でもブレーキ無しのピストを見かけますが、私は近づきたくないですね。
勘違いしないでくださいね。ピストが悪いのではなく『ブレーキ無しのピスト』が悪いのです。
こちらは当たり前のことを守らないことからの記事なのでまあええとして、関連記事に『自転車:歩行者との事故に高額賠償判決…過失相殺認めず』という記事がありますがこちらが凄く気になります。
少し前に、保険のことを調べていてこの記事を知ったのですが、正直驚きました。
『高額賠償』に驚いた訳ではありません。かなり前にも自転車事故で億の賠償が確かあったと思います。それよりも『過失相殺を認め無い』点です。自転車は車道を走るものなので、歩道を走っていることそのものがダメということのようですね。
私、法律家ではないのでザクっとしか説明できませんが、事故は双方に何らかの過失があって発生します。一方的に加害者を悪とせず被害者側にも何かしら過失となる要因があるでしょうというのが過失相殺です。
例えば1億円の損害が認められ場合、過失7割だったら7千万円の支払いを命じられるというわけです。(確かそのはず)
このことを鵜呑みにすると、歩道を自転車で前方に注意しながらゆっくり走っていたら、しっかり前を見ないで走ってきた輩が後方から激突しても自転車が10割悪いということになってしまいますね。(最悪これはあって欲しくないですが)
2007年に道交法が改正、2008年から施行され自転車は車道を走らないといけないことになったのです。当時はやっと大手を振って車道を走れると喜んだ記憶があります。しかし法律は変われど自転車を取り巻く環境はなんら変化無いに等しいことにがっかりしている最中にこの判例はどうかと思います。
歩道にペイントだけで区切られている自転車道の扱いは?自転車通行可の歩道はどうなのか(立派に標識は上がっています)。幹線道路の交差点手前で自転車は歩道への路面表示も未だ健在だったと思う。バイパス的な高架道路でも軽車両通行不可で歩道を走るように看板が出ています。
一体自転車はどこを走ればよいのでしょうね。
はっきりしているのは、現状自分で最大限の注意を払うしか仕方ないということ。
とりあえず歩道走行はやめましょう。そしてこの環境・状況を打破する術をみなさんで考えましょう。
Unknown
私の住む街では、3年前になりますが、
車道を走っていた自転車が後ろから追突されて亡くなっているのに、
自動車側は過失無しなんてことも有りました。
事故のあった現場は、今では綺麗に整備されてますけど、
安全に走れる場所ってどこなんでしょうね。
Unknown
TeamNR さがわさん
レース会場でお会いしているさがわさんですよね。ご無沙汰してます。
自動車側が無過失とはどんな状況だったんでしょうね。もう街中は走らず山へ行け!ということでしょうか?
Unknown
朝ライドの帰り、派出所勤務を終えたお巡りさんが電チャリでヒラヒラ歩道を走りながら本署に帰って行かれます。
取り締まる側も自転車は車道という意識が薄いみたいですね。
私の住む近くの商店街は歩道自転車通行禁止なので車道を走りますが、総合病院の客待ちタクシーが凄く、紅葉のシーズンに入ると観光バスも路駐するので自転車は乗らず、押しなさいということなんでしょうね。
Unknown
ビスさん
まったくその通り。警察が歩道を走ってるのってどうよ。こんな判決を知ると当たりに行ったろうかとついつい考えてしまいます。
今年の暮れには、自転車への当たり屋が急増したりして・・・
そういえば緑の服の方々も歩道を走ってますね。
Unknown
スポーツで乗っているライダーは車道でも有る程度の器量で乗れるんだと思うのですが、それより、高齢者の方の自転車が危険です。
車を運転していて、ふらつきやかなり車道寄りに走っておられると、事故にならないか?と心配します。高齢者人口の増加にしたがい、高齢者の自転車事故が多くなってきています。
ニュースではスポーツ車が取り上げられてしまいますが、道路も歩道も乗り手も千差万別なんで、「両方通行できるのを原則とし、それがふさわしく無い箇所のみ、標識で区別する」がいいんじゃないでしょうかね?
Unknown
TKPさん
一応幼児・児童や高齢者は歩道通行が認められているのですが、歩道は歩行者の為なので事故が発生した場合の扱いは微妙な感じです。
私が思うに、自転車だけにいろいろと規制を掛けていますが、ヘッドフォンで音楽聴きながら携帯電話触ってる歩行者と前方に注意を払って走っている自転車(場合によっては自動車も含めて)を一くくりにしてしまっても良いのかが疑問に思います。
交通や安全に対する意識が悪い意味で多様化してしまっている現状であは、交通弱者が歩行者>自転車>自動車ということすら見直さないといけないように思います。