ほたか牧場MTB20時間耐久レースレポート(菅生版)

 2024年6月29-30日に開催された「第10回ほたか牧場MTB20時間耐久レース」に参加してきました。
 店長もレポートしてますが、店長に負けた菅生もレポートしときます。

 群馬県片品村と遠方ではありますが、24時間レースが無くなった今、24時間に4時間足りませんが20時間走らせてもらえるレースは貴重な大会。以前から開催されているのは知っていたので、還暦記念とし24耐仲間を誘っての参加です。

 金曜日の7時に出発。中央道、上信越道、関越道とナビが仰る通りに走り、16時に到着。520kmは長かった!

 会場は、『OZE-HOSHISORA リゾート』https://k-hotaka.jp/oze-hoshisora/

会場は、標高1500mの山頂にあるキャンプ場

 レースは、土曜日の14時スタートですが、私たちはソロばかりで、短時間ピット設営が不安なので、北島店長と私はピットとして使用するログハウスに前泊です。

ピット設営 テントはTOM’Sからお借りしました 横幕はラップで施工

 ご飯食べて、焚き火して、お酒飲んで、熟睡。

 夜中は凄い雨が降ってましたが、起きてみるとよい天気で、予報ではレース中は雨は大丈夫そうです。

 朝には、24耐ソロで戦った保っちゃんが来てくれました。彼もチームで走るそうです。

 テントの位置が変わってますよね。
 保っちゃんが、テントこの位置で良いの?と教えてくれました。私がコース図を見間違えていて、店長と二人で場所変更。ラップ横幕もそのままで移動できてよかったです。

 お昼前に、TKPさん、おこのみまんさんも到着。おこのみまんさん、ほぼ寝ずに高速飛ばして来たようで到着後すぐにログハウスで1時間寝てました。

手前のテーブルは、補給用に使います

 店長、おこのみまん、私の3人は、TOM’Sの大き目テントのピット。TKPさんは、右手のマイテント。
 TKPさんのピットは、欲しい物がすぐ見つかるよう配置されてます。私なんか、ライトはどこ?ウェアはどこ?と探すのですが・・・長時間レース参戦歴はほぼ同じなのにね。

 昼食も摂り、準備もできて、14時前にスタート地点へ向かいます。

 参加者には、24耐で一緒だった方もいらっしゃり、運営スタッフの方々にも関西から来たソロライダー達ということで、いろいろとお世話になり、初参加という感じも無くリラックスしてスタート地点に並べました。

普段目にしないORBEAがいっぱい見ることができました(写真はジラフさんから拝借)

 29日定刻14時にスタート。
 試走してないのですが、コース整備したスタッフから「コーステープ無いから最初は気を付けてね。トレイル走る感じだと間違えること無いから。」と聞いていました。

 が、不安なのでスタート後は中団で、前のライダーに離され無いよう進みます。

 なるほど。いつもの山の感じでラインを探せば間違えません。ショートカットしない様コーステープの代わりに木が置いてありますが、白樺なので目立ちます。

 コースは、前半上って、後半下るというメリハリある3.4kmコース。前半の上りはそれほどきつくも無く、後半の下りがこれまた楽しそうです。

 今回も身内計測システムは使ってます。急に参加を決めたので、2017年に使った物をちょい改良しただけです。
 その計測も通過時のチャイム音で動作を確認。
 今回から、ラップタイムを表示できるようにしました。サポート無の私たち4人にはタイムが見えることで、調子が分かり休憩するなどの目安になります。頑張ってるのにタイムが落ちるのは危険なサインだったりします。

 1周16~18分で走ってるようですが、しんどいです。ペース上がりませ。
 が、コースは走り方が分かるにつれ楽しくなります。

 16時半ごろにTKPさんにラップされる。(まあ想定通りです)
 店長とは同一ラップ。おこのみまんさんはラップしました。

 他のピットは、みなさんテーブル囲んで楽しそうです。

 そうそう。この大会は夕食としてBBQ食材が参加者に配られるのですが、私たちは食べる暇無いのでスタッフの方にお願いして知り合いのチームに回していただきました。
 ソロの参加賞はマイタケでしたが、これも持帰るのが無理そうなので、私は向かいのチームにお願いしました。

 参加者に地元食材でBBQをしてもらうのは良いですよね。食べられないのは残念ですが、いつかチームでワイワイBBQ食べながら走りたいです。

 このレースのもう一つの特徴は、18時から翌朝6時まで1.8kmのショートコースになるという夜間対策がされていること。

 ショートになるまでに店長と同じ周回で夜間に持ち込みたいと頑張ったんですが、18時を何秒か過ぎたようで、ショートコースへの指示されました。
 私が、初ショートコースライダーのようで、前を走るおこのみまんさんは、ラストのロングライダーのようです。(後で聞いたらショートに行けると思ってピット出たらロングに回されたそうです。お互い気持ちと逆のコースへ指示されたようです。)

 コース変更されるとライトも付けないといけないので、ピットイン。

 夜間走行のライト準備をしながら、カップ麺を食べ、コースサイドに用意したテーブルに補給食を並べます。

 30分ほどしてピットアウト。休憩しすぎました。

 走り出すと、寒い!。ここは標高1500mでした。
 再度ピットインして、アームウォーマーとレッグウォーマー装着して走ります。

 夜間のショートコース楽しいです。ちょっと上って下りのおいしいとこだけ走る。

 が、頭痛くなってきました。これ熱中症の始まりのよう。気温低いけど湿度高いからですね。アームウォーマー下げて少しマシになりましたが、辛くなって20時半にピットイン。

 水道で頭に水掛けて、うどん食べてボーッとしてたら1時間ほど休憩してしまいました。
 いかんいかんと走り出します。

 夜間コースは10分くらいで回れるので、補給はコースサイドのテーブルで2~3周毎にグミやチョコを口にします。

 20時間の半分になる0時までは頑張ってピットイン。
 順位は、TKP、店長、私、ソロライダー、おこのみまん。
 おこのみまんさん、「ずっと明け方の眠さです」と辛そうですが、なんとか4位になりたいと頑張ってます。

 ここでも45分も休憩してしまい、ピットアウト。

 走りながらこの後のレース運びを考えます。
 ソロトップのTKPさんとは25km程差を付けられてます。休憩もガッツリとは取ってないよう。これは店長もおこのみまんさんも同じで、ガッツリ休憩してるのは、私だけのようです。
 これではいかん!と心を入替、コースが切り替わる6時まで5時間は頑張ってみようと決めます。

 コースの最高地点には、こんなものが。
 長野の24時間レースで、コース最高地点に置いてあり不思議な光と音を出す謎の物体がこのレースにも応援に来てくれたようです。

 店長調子よさげで、時々7分台のタイムを出してます。(タイム表示を見て頑張ってるようなので新しい機能追加して良かったです)私頑張っても9分台。上りで一緒になると「よいっしょ!」を連呼して遠のいて行きます。

 途中1回短めの休憩入れて6時まで走りました。

 2時間おきに途中結果がLINEで公開されるのですが、ソロクラス3位決定のようなのでまたまた1時間近く休憩。
 おこのみまんさんは、限界のようでピットから消えてます。

 8時頃に、4人がピットに揃ったのでミーディング。

 4人の順位に変動が無さそうなので、全員休憩。そして8時半ごろから4人でツーリングに行きます。

 写真を撮ったり、コースの走り方を話してみたりで30分掛けて1周。
 その後は、最後のゴールまで1時間休憩。と思ってたら店長「もう1周したら走行距離が200kmになるので走ってきます」と出走。

 さてもうすぐ10時のゴールに向けて準備してると、スタッフが来て教えていただきました。
 10時過ぎてからゴールすれば良いと思ってたら、10時前の通過が最終ラップとなるそうです。(全員休んでるのが分かり来ていただいたようです。ありがとうございました。)

 で、10時数分前に通過してレースは終了。

 ソロ順位は、TKP、店長、私、おこのみまん と、ソロ参加6人ではありましたが、上位を占めることができました。

 頑張るチームは夜中も走るが、宴会などのイベント忙しいチームは夜中は走らないなど、いろんなスタイルで20時間を楽しむ楽しいイベントでした。
スタッフの方々にも、いろいろと気遣いしていただき感謝しかありません。

 また来年も参加したいなと思います。

 帰りは、温泉に入って仮眠。お土産買ってとりあえず中央道まで頑張り、高速乗ってから朝まで仮眠して帰ってきました。

主催者結果は⇒2024_Hotaka_Official.pdf (tomscraft-mtb.com)

身内計測結果は⇒2024_Hotaka_tomscraft.pdf (tomscraft-mtb.com)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です