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	第18回小海マイティデューロ2010 MTB24時間耐久レース 開催日： 開催地： 天候： 参加者： レポート：	2010年10月9-11日 長野県松原湖高原 晴れ １０名 菅生

「第18回小海マイティデューロ2010」24時間MTB耐久レースへ行ってきました。 　私は12回目の参加です。今年の参加者は・・・昨年より少ないようですね。もっと頑張ってください主催者様！！ 　今年ピットを一緒にするのは No クラス チーム名 ライダー 104 ソロ トムスクラフト雲ヶ畑RUTS 菅生 　 　 105 ソロ Team ycr 吉川 　 　 106 ソロ 目標12時間 相坂 　 　 304 ペア＆トリオ 道場ぐるぐる 大塚 岡本 田之畑 　サポートは、私の嫁と吉川さんとこが謎の女性。そいて大塚さんとこの奥様と娘（1歳）さんです。総勢10名と久しぶりの大所帯で楽しくなりそうです。 　 　元ソロ優勝ライダーの足立さんは怪我により不参加。毎回来てくれている娘も今回は大学の都合で不参加。残念です。

私は嫁と二人で金曜日の夜中に京都を出発。 　京都では雨が降っていたのですが、途中で雨雲を追い越したようで、現地6時半に到着した時は雨は降っていませんでした。 　会場は長野県南佐久郡小海町松原湖高原にある、キャンプ場。 　さあ、まずはピットの確保です。いつもの場所はもちろん空いていましたのでテントを立てます。今回は６ｍ×３ｍっていうとんでもないテントを社長が用意してくれたのですが6本脚なので嫁と二人で設置するのは大変。ピットと寝る用二つのテントを立て終わった時には1時間近くたっていました。 　ここから朝食を食べ、就寝前のビールを飲んで就寝。

いつもと違い15時頃まで熟睡でき、起きれば兵庫のメンバーが到着していました。 　さあ、日が暮れる前にピット設営です。 　計測と自転車庫用のテントも立てます。大型テントは横幕があるので2.5方向設置し、コンロやテーブル、ランタンなんかを置いてピットらしくしていきます。 　兵庫のチームは当初、2.5×2.5のテントで乳児を含めた5人の住居とするようだったのですがとても無理なのでそのテントはキッチンと納戸にしました。 　夕方には、相坂さんと吉川さんが到着。 　天気は生憎の雨。結構強く降っています。おかげで本日のサブイベントはバーベキューのみになりました。その後は、テントの中で焚き火パーティ。横幕があるので暖かいですね。それと白なのでランタンの明かりが凄く明るく感じます。

11時半に寝たのですが、雨は明け方までかなりきつく降っていました。が、7時に起きると雨は止み青空が見えます。これは奇跡ですね。雨の中を走らなくても良いと思うだけでも楽しくなります。 　さて、私は自前計測機器の設置に慌しくします。今年から新しくしたのですが、検証は2レースのみ。1レース目はボロボロ。2レース目は私1台だけだったがまあ正常動作。さあ、今回はどうでしょう。計測担当の娘が不在だけに余計に心配です。

今回のみなさんのバイクですが、私は、ハードテイルとフルサスの2台（どちらもカーボン）。昼間はハードテイル。夜間はミスも吸収してくれるフルサス。翌朝は調子に応じてセレクト。 　吉川さんは、ハードテイル2台（どちらもカーボン）1台は本番仕様の綺麗なバイク。もう1台はスペアでいつもの小汚いバイクです。 　相坂さんは、ハードテイル（アルミ）とフルサス（カーボン）の2台。フルサスがメインでハードテイルはスペア。 　ソロライダーは全員2台体制です。途中で壊れる可能性もあるし、パーツ取り用としても使えますしね。他のソロライダーはどうなんでしょう？ 　そしてチームはというと、3人で走るのにバイク2台。なんでも19歳の大学生は今回がMTB2回目ということです。どうなるか面白そう！

今年は前日の予選が無かったのでスタートは、招待チーム、ソロ、その他の順に1分間隔です。今回ソロには8名が出場。みなさんリピーターなんで挨拶をしたりと和やかにスタートを待ちます。 　さあ、10時の時報で第一グループがスタートします。続いて私たちのスタート。長い1日が始まりました。

私の心配はきちんと計測できているかです。ピット前を通過しても何も無いので計測できているんでしょう。と思っていたら吉川さんが計測できていないということを3周目に聞かされます。当初原因が分からなかったけど、吉川さんが走ってくるまでには原因が分かりました。 　MTBを2台使うからと2個の発信機を渡したのですが、今走っているのは設定した信号とは違うMTBで走っているのでした。あ〜私のうっかりミス。信号を変更したのですがこの時点で私は1周遅れとなるのでした。

さて、この辺でコースを簡単に説明しましょう。 　1周約4.8kmの周回コースで殆どがシングルトラック。2箇所舗装区間がありますがこれはつなぎということで300m程度です。 　昨年とレイアウトは大きく変わり、しっかり上らされている感は強いですが、くねくねと走らされている感じは少なくなりソロ出場の私としては好印象。 　ウッドチップが敷かれていたりで、昨日の雨が気にならない感じです。 　しかし、グラウンド区間は低地に在るせいでしょうか、タイヤが隠れてしまうくらいの水溜りが2箇所あります。芝生区間も水をしっかり含んでいて、ペースを落とさないと水はねが気になります。（24時間と長いですからちょっとしたことでも気を付けないといけません）

3時間経過しましたが、なんだか汗が凄く出ます。そのうち頭が痛くなりました。 　MTB2回目の大学生に初レース走行の時がやって来ました。やる気満々みたいですね。彼が走っている間は心配することも無く、テントの中で家族と邪魔者1名がくつろぎます。（チームでくつろぐとも言いますね） 　吉川さんのピットはテーブルクロスがあっておしゃれなキャンプみたいです。 　そういえば仮装もしてました。良い子はマネしないように。舗装区間では行きかうドライバーが怖いもの見たさでしょう、スピード落として必死に見てました。

大学生は楽しそうに走っています。よっぽど楽しかったのかへんなおじさんとギター片手に24耐の歌なんか作ってました。

私は非常に辛い走りです。そんな中私の前に女神が現れました。 　コースサイドでメカトラに悩まされているライダーが一人。男でしたが私には女神様。脚を止めることが出来ます。 　工具が無いから直すのに時間が掛かりましたが、トップからはかなり遅れているのでまあ良しとしましょう。これで気分転換できたのか辛さは少しは楽になりました。右のりんごはお礼としてピットへ持ってきていただいたりんごです。ええことはしとくもんですね。

さて、日も傾きそろそろライトの心配をしないといけません。 　ピットインして、食事を摂って夜間走行の準備です。MTBをフルサス交換。ハンドルライトを装着。夜間用ヘルメットに交換してバッテリーを背負って準備完了。 　ハンドルライトは、今までのが不満だったので直前にジェントスのSG500（500ルーメン）を導入しました。これ、もう明るいです。メインはこれで、ヘルメットはコーナーでの進行方向を照らす用ということで不満無し。 　ライトが明るいと夜間の走りも楽しいんですが、体調は絶不調。頭痛だけでなく肩・首まで痛くなりだし、もう我慢できず22時半に休憩。 　脚や腰が痛いのは我慢できるんですがこれは我慢出来ないし、楽しくありません。 　ということで、ビールを持ってテントに入りました。リタイヤじゃないですよ、長期休憩です。

なんだかぐっすり寝てしまい、起きたら普通に朝でした。 　ソロ二人は頑張って走っています。吉川さんは2位。相坂さんは寝ているかと思ったら3位争いに加わっています。チームは、2台のバイクを上手に交換し、3人楽しく走っていますね。こちらはクラス1位です。

さて、私はどうしましょう。肩・首の痛みはありませんが、頭痛はします。しかしせっかくだし、残り２時間だったら何とかなるだろうと走り出しました。バイクは楽に走れるだろうフルサスを選択。 　あ〜やっぱり頭痛い。でも何とかなりそうだし、現在7位だが頑張ったら6位にポジションアップできるかも。体が温まると頭痛がひどくなるようなので薄着で走り出すとひどくなることも無く順調に走ることが出来ました。

そして10時。恒例のゴールは、吉川さんと二人、手を繋いでゴールです。彼と手を繋ぐってこんなことが無い限り無かったでしょうね。あ〜自分でも臭いと思う演出です。手も臭いか！でも楽しいし〜！ 　相坂さんも無事ゴール。後は最後を託された大学生。チーム員の手には何故かバケツが・・・

あ〜やられちゃいましたよ！！ 　まあ、毎年誰かはやられてるんですが、初参加の彼には分かりませんよね。 　「コウチャン、頑張ったし最後はコウチャンがゴールするのが一番！」なんて言われて走ったらこれです。 　でも喜んでましたね。24時間で十二分に変な大学生になったようです。 　最後は、主催者もしっかりやられてました。 　これで長い24時間レースも終了です。

表彰式です。吉川さん、昨年に続きソロ2位。1位は昨年と変わらずハッシー。強いわ！ 　道場ぐるぐるは、ペアトリオで優勝。来年は半額招待ですね。 　相坂さんは、寝ずに走ったのに私の一つ前の5位。私は6位。まあ、周回数は全然ちがいます。 　右下の写真は、ソロ1位のハッシーがピットへやって来た時のもの。参りましたと吉川さん。私は寝たことに猛反省。

毎度ですが、のんびりと片付けをしていると、周りはどんどん帰っていき寂しくなります。 　相坂さんは片付けもしないで車の中で熟睡。テーブルとか出しっぱなしやし困るわ〜ホンマニ。 　ということで、集合写真には熟睡中の乳児と相坂さんは写っていません。

その後、私は車山高原のペンション『あれ！あれ！』に宿泊。名前の通り、オーナーさんは自転車好きの方で、いろんな話をしました。（近くなのにこのイベントはご存知じゃなかったようです） 　翌日は、ビーナスラインを走ってのんびりと帰ってきました。

さて、2010年の24時間MTBレース『マイティデューロ』は終了しました。 　私は、昨年に引き続き途中大休憩となってしまい、残念な結果となりましたが、今回はチーム参加とサポート女性が増えたことで賑やかなピットとなり、レース以外の要素も増えて非常に楽しかったですね。 　MTBに乗っていて、キャンプも好きっていう人には最高に楽しいイベントだと思います。興味がある人は一緒に参加してみませんか。損はしないと思いますよ。

結果・計測データ

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