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Koumi Mighty-Duro 2008 開催日: 開催地: 天候: 参加者: レポート: |
2008年10月11-13日 長野県松原湖高原 晴れ 8名 菅生 |
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今年もこの時期がやってきました。 『小海マイティデューロ2008』24時間を走るエンデューロイベントです。 1997年から参加して、途中2回お休みしていますから今回で10回目ですね。(好きですね〜!!) 昨年は、大阪、兵庫の友達とチームで走ったのですが、やっぱり『ソロ』で走りたいということでソロ参加です 。 |
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京都からはIsakaさんも参加なんですが、別行動で現地入り。私は、家族と11日の1時頃に出発して8時半に現地に到着です。 場所は長野県南佐久郡小海町松原湖高原にある、キャンプ場です。このキャンプ場内をくねくねと走るのですが、高速にならず、テクニカルなので安心で結構楽しめるコースになっています。 今年は受付前にピットエリアへ入っても良いということなので、いつものエリアにテントを立て、キャンプ用のテントも張ります。 次は、朝食を取り、テントで寝るためにビールも飲んでお昼まで熟睡です。 |
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起きると、今度は近くのスーパーまで買出しに行きます。 同じピットは、Isakaさんと、大阪・兵庫の友人5人と私の家族3人なので、量も半端じゃありませんね。 帰ってくると、他のメンバーも到着しており、ピット設営をします。 |
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日は変わって、レース当日というよりスタートの日。天気は文句無し。たのしい?くるしい?日の始まりです。まずはライダーズミーティングに参加して、注意事項を聞きます。毎回同じなのと、走るにつれ意識朦朧となって朝聞いたことなんかどうでも良くなってくるのですが、一応聞いておきましょう。 | ||||||||
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さて、午前10時にスタートです。スタート順は、前日にタイムトライアルの予選があり、そのタイム順となるのですが、私は予選に参加していないので後ろのほうからスタート。Isakaさんは更に後ろからです。(これポリシーだそうで、どうも抜かれるのがいやらしい) とうとう始まってしまいました。24時間レース。この後どうなるかは全く分かりません。一つ安心できることはたぶん雨は降らないだろうということだけ。さあ、頑張りましょう。 |
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17時くらいからはライトを着けないといけないので、それも含めて長めのピットイン。メカニックがいないので自分でライトを着けます。 私が使ったのはトピークバッテリーライト。LEDで強烈に明るくは無いのですが、1回の充電で5時間利用できるので選びました。これをヘルメットに装着して、サブでハンドルにしょぼいLEDです。レギュレーションで最低2個装着となっています。 12時間は点灯しないといけないのでバッテリーは最低2個(途中で充電します)とトラブル時のためにライトも2個。結構高い出費ですね。 |
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18時には、真っ暗です。コース上に照明は無いので自分のライトだけが頼り。それともう一つの頼りは昼間に走った時の記憶です。全てが『だろう』運転。確かここのラインは右だっただろう。ここには根っこがあっただろう。 しかし、コースは徐々に変化します。新たな根っこが現れたりで徐々に走りにくくなってくるのですが、ラインを変えるのが怖いので少々滑ろうが何があろうが同じラインを走ります。変えようと思っても昼間のライン取りが刷り込まれているので、変えることが出来ず、『ズルッ!』となって『そうだった!』て感じです。 |
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タイムは25〜27分で回っています。Isakaさんは30〜40分。結構ばらついてますね。ミヤコーズは夜でもそれほど遅くなることなくラップを重ねます。 日が変わる頃になるとさすがに疲れてきますね。ボ〜ッとしてバッテリー交換は何時だったっけ、2周おきに摂っている補給すら分からなくなるくらい思考回路が低下していきます。 そして、0時前にダウン。気分転換のために15分寝ることにしました。ピットのベンチで横になり寝ます。(テントで寝ると絶対起きて来れないことは学習済み)さあ、気分もスッキリしたので走りましょう。 |
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さて、ここで補給食についてですが、私は補給に失敗すると眠くなってしまうことがこれまでの24時間で分かったので細かく補給するようにしています。ですから今回は結構ゼリーを飲みました。例年だとおにぎりなど腹持ちのする物を摂っていたのですが疲れているためかなかなか手が伸びませんでした。他にはうどんやパスタ。ぜんざいなど暖かい物はほっとさせてくれます。またココアにコーヒー、蜂蜜レモン。気付にコーラなども。 私は、あほ嫁さんや娘がいろいろとしてくれるのですが、Isakaさんは全てセルフです。本人曰く、自分のペースで休みたいからだそうですが、お湯を沸かしたまま眠ってみたりするので、監視はしないといけないようですね。 それと私が毎年しているのが、『ゼリー人肌作戦』昼間に飲む時は気にならないのですが、冷えた夜中に飲むと結構胃に負担を掛けます。そこで、娘の服のポケットに入れて暖めてもらうのです。以前お湯で温めたことがありましたが、暖かすぎると飲めと物じゃなかったので、自然にやさしいこの方法にしています。 |
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レースは後半戦です。3〜5時頃が最もつらい時間帯です。眠くは無いのですが、体力はもちろんのこと精神的に辛くなり、気の持ち様でタイムが変わってきます。35分掛かった5時頃の時は、『もういや!!』気分が最高潮の時でした。が、ここで長い休憩を取り、明るくなりだしてから走り出すと、これまた調子がよくなります。 | ||||||||
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のこり4時間は、結構調子良かったですね。2位だったのですが、1位のライダーが仮眠を取っているのを見て、頑張ってみたり。(3周の差はそんなことでひっくり返せるはずも無い) ここで皆さん、最後の頑張りです。 |
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さて、いよいよ10時のゴールです。ゴールには応援の人が駆けつけていろんな方法で出迎えます。水を掛けたりビールを掛けたり。一人でゴールするのも楽しくないのでIsakaさんとゴールしようとおもってたら、とっとと行っちゃったらしいので、ソロ1位の人のグループと一緒にゴールしました。あほ嫁さんがクラッカーで迎えてくれてちょっと嬉しかったですね。 | ||||||||
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あ〜終わった終わった。 結果はミヤコーズが総合9位、ミックスクラス3位。私が総合15位、ソロクラス2位。。Isakaさんは総合20位、ソロクラス5位でした。 みなさん頑張りました。 |
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その後は、さっさと片づけをして帰るのですが、サポートの少ない私たちはライダーがなかなか動けないものですから撤収はいつも最後の方。そして皆さんは帰路に。私たち家族は次の宿泊地白樺湖へ目指すのでした。 24時間走って車の運転はお薦めできません。全員がほぼ起きていたので当然全員が寝ようとします。ちょっと会話が途切れたと思ったら、隣で娘が寝そうです。なんて緊張しながらも何とかペンションに到着。翌日は松本観光をして帰ってきました。 |
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この24時間ですが、24時間走るのってどんなもの?って大半の方が思われるでしょう。そりゃ私やIsakaさんのように一人で走ったら辛いですし、ミヤコーズのようにチームで上位を狙うのも別の辛さ(ミスできない)があります。しかし、全く別の見方をすると24時間もみんなとワイワイとキャンプをしたりお酒を飲みながら騒げるイベントと考えたら楽しいと思うのですが。そして必ずゴールすることができます。 2009年は、10月10〜12日に開催され、今年も参加予定です。チームメンバーも募集中。興味ある方はご連絡ください。 |
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